「大倉の家」「ソラマドの家」標準グレードについて
『性能設計』について
性能設計は大きく温熱環境設計、エネルギー設計、構造設計に分かれます。
『温熱環境設計、エネルギー設計』について
温熱環境設計、エネルギー設計は、意匠設計と調和した、快適かつ経済性(電気代)に優れる住まいの実現を目指します。
『パッシブデザイン』の活用
周辺環境をモデル化し建築場所における日射熱シミュレーションを行い、適切な開口位置や大きさを計算します。
暖房期の日射熱利用(冷房期は日射熱遮蔽)を図ることにより、空調・換気エネルギーの削減を図ります。
基本プランの段階より1棟ずつ温熱設計を行うことを基本としております。
晴天時の冬の朝にリビングの自然室温(0時20℃の初期条件)が15℃以上
夏は自然室温が最大35℃以下(0時27℃の初期条件)になることを目標とします。
設計段階で室温シミュレーションを行い、室温の検証を行います。
自然室温をより快適な状態とすることにより、空調負荷を低減いたします。
快適でかつ経済性(ライフサイクルコスト)に優れた住まいの実現を目指します。
性能だけではなく、
✓UA値(外皮平均熱貫流率)
✓Q値(熱損失係数)
✓ηAC(冷房期平均日射熱取得率)
✓ηAH(暖房期平均日射熱取得率)
✓BEI(基準値に対する一次エネルギー消費量の比率)
を確認し、4つの指標値を適切な日射遮蔽装置を考慮しながら設計を行います。
UA値は6地域 断熱等級6から断熱等級7( G2からG3 ) にて設計、 C値(相当隙間面積)は0.5㎠/㎡ 以下を全棟 実測確認いたします。
『構造設計』について
わたちたちは、認定長期優良住宅の取得を標準とし、次世代に継承できる長期にわたり資産価値の高い家づくりを行います。
構造設計は、許容応力度計算(ルート1)により、品確法 最高等級である耐震等級3耐風等級2の安全性を確保します。
施工においては、第三者検査機関と作成した品質マニュアルに基づき施工をいたします。